2018.12.20 Thursday
洗面所より
さっき洗面所からいきなり
Smif-N-WessunのBucktownが聴こえた...
耳を疑ったが、間違いなくBucktownだ。
長女が髪の毛を乾かすドライヤーの音に
邪魔されても俺は聞き逃さなかった。
俺は洗面所のドアをガーッ!っと
信じられない程、勢いよく開けて
『おーい!お前なんでBucktown聴いとんね〜んッッ!』
彼女は、いきなりおっさんなんやねん!
と言わんばかりに、若干キレ気味で
『は?なんか知らんけど黒人のツレが聴いとってんやん!』
『まっ...マジでか!?』
そして彼女はっボソッと
『トラップええけど、も〜飽きた。こんなんの方がええわ....』
彼女が生まれたばかりの頃。
俺ん家はBONG TEEの在庫が詰まった
ダンボールでいっぱいだった。
そのダンボール箱の隙間で育った彼女は
いつも無意識に家で流れていたビートにノッていたのだろう。
そのビート感に今また無意識に呼び戻された感じなのか?
彼女にSmif-N-Wessunを押し付けたことなんて一度もないし、
しかも今は1994年じゃなく2018年だ。
なんなんだこのあり得ない状況は!
感性とは遺伝子なのか?環境なのか?
それとも...
ただただ浮遊するSAXにビシっ!!と
スネアから入るビートと、
2人のルードなラップは時空を超え、
人々を魅了し続けてるだけなのか?
ウチの長女にサンプリング美学を
不意打ちで再確認させられた2108年師走...
おい!なんかすごくイイぜッ!笑
u know?!!
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